● カントン包茎(かんとんほうけい)
包皮口が狭い仮性包茎の最悪な行く末?!
無理矢理に亀頭を露出させた結果、包皮が裏返しになって戻れなくなった状態
カントン包茎の状態を放置してしまうと、狭い包皮口でペニスが締め付けられ、うっ血した状態になってしまうばかりではなく、細胞の壊死に繋がり最悪の場合には切り落とす可能性すらあり得ます。勃起状態なら更に締め付けがきつくなり危険です。
基本的には『勃起しても亀頭が完全に露出されない』だけですので性行為は可能ですが、何かの拍子で剥けてしまったら元に戻らない可能性もあり大変危険です。
仮性包茎以上に『衛生面・見た目』の観点からも早めに治療を検討された方が間違いありません
性行為 | 可能だが注意が必要 |
治療の必要性 | あり |
平常時 | 個人差もあるが仮性包茎のようにスムーズには剥けず痛みを伴う場合が多い |
勃起時 | 基本的には亀頭は完全に露出せず、露出させると危険な場合もある |
性行為 |
- 亀頭は露出しないが勃起機能に支障はない
- 行為中に亀頭が露出しように注意が必要(カントン包茎を理解しておらす行為中に剥こうとする女性もいる)
- 挿入時に亀頭のカリによる刺激を与える力が弱い
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治療の必要性 |
程度にもよるが治療したほうが良い |
平常時 |
- 真性包茎よりは剥けるが仮性包茎のようにスムーズには剥けない上、包皮口が狭い為に強い力が必要であり痛みを伴う場合がほとんどである
- 包皮先端が狭くて亀頭を露出せさせようとすると亀頭や陰茎に締めつけがあるタイプの包茎
- 平常時は無理なく剥けるタイプと剥けないタイプがあるが、いずれも剥いてしまうと元に戻すのが困難になる可能性がある
- 長時間の亀頭露出は包皮が腫れ上がり激しい痛みを伴う
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勃起時 |
- 基本的には亀頭は完全に露出しない。無理に剥いてしまうと包皮口の狭さが故に戻せなくなり、カントン状態や包皮が壊死状態になりかねない
- 自然に亀頭は露出しない
- 意図的または偶発的に亀頭を露出させると亀頭や陰茎に強い締めつけや激しい痛みを伴う
- 稀に勃起+亀頭露出でも痛みを伴わないタイプもあるが、包皮を戻せなくなり壊死や腫れにつながる恐れがある
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衛生面 |
- 常に包皮と亀頭の間に恥垢が溜まる状態であり不衛生
- 個人差はあるが強烈な異臭を放つ
- 頻繁に洗ったとしても、亀頭と包皮の接触面は洗浄できない為に衛生維持は極めて難しい
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女性の反応 |
- 勃起しても亀頭が露出されないことを知らずに驚かれる場合がある
- カントン包茎を理解しておらす行為中に剥こうとする場合がある
- シャワー直後であっても完全に洗浄できずに異臭が残りやすくオーラルセックスは敬遠される傾向にある
- 平常時、勃起時ともに見た目は好まれない傾向が強い
- 亀頭カリによる刺激を求める女性は物足りなさを嘆く傾向がある
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治療(手術以外) |
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治療(手術) |
結節縫合手術(切る・縫う・結ぶ)外科的手術
- 亀頭直下埋没法
亀頭のすぐ下で余分な包皮を切除(最もポピュラーな手法だが丁寧な結節縫合でないと手術傷跡が目立つ)
- 環状切開法
ペニスの中央で余分な包皮を切除(傷がとても目立つ)
- 根部切開
ペニスの根元で余分な包皮を切除(高額+術後回復が最もストレスが高いが、手術跡は陰毛に隠れるために目立たない。現状の体形や性器の形状にも条件が必要)
- 修整手術
過去の手術傷跡が目立つ場合(主に環状切開法による傷跡を亀頭直下埋没法によって目立たなくする。切除可能な余分な包皮が必要などの条件がある)
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